『創発 未来につながるために 世界に帆を立てるために Developers Summit 2011』に参加してきた
2011年02月17日(木)および02月18日(金)に開催された、『創発 未来につながるために 世界に帆を立てるために Developers Summit 2011』に参加してきたので、今日はそのことを書きます。
http://codezine.jp/devsumi/2011/
僕のこと
僕は1984年12月10日生まれの26歳です。24歳まで学生でした。現在は SIer で働いています。
2005年(20歳)の3月までは福井県に住んでいて、2007年(22歳)の3月までは富山県に住んでいて、2009年(24歳)の3月までは石川県に住んでいて、その後、就職を機に関東に出てきました。現在は神奈川県の川崎市に住んでいます。
僕とデブサミ
自分がデブサミというイベントをいつ知ったのかというのは正直覚えていません。
しかし、2009年の3月まで北陸に住んでいた自分としては、関東で開催されるイベントであり参加するのが難しい、というものでした。
そんな僕は2009年の4月に SIer に入社し、関東に移り住みました。関東で開催されるイベントに参加できるときがきたのです。
しかし、配属になった部署で担当となったのは、わりと忙しく残業の多いお客様でのプロジェクトでした。
特に2010年02月は忙しく、02月18日(木)/02月19日(金)『世界は変わった。開発の現場はどうか? Developers Summit 2010』に参加することはできませんでした。
行きたいイベントに行けないというのはとても悔しいものですね。自宅に帰って枕を涙で濡らしながら、SlideShare にアップロードされている資料を見ていました。
SlideShare というサービスはいろいろな勉強会の後援資料がアップされていてとてもいいですね!
僕はアカウント登録はしているのですが、資料のアップロードは行ってません。他のサービスにアップロードした資料を SlideShare に集約したいな、とは思っているので、そのうちやります。
http://www.slideshare.net/shiget84
その SlideShare には数多くのスライドがアップロードされているわけですが、そのなかでもお気に入りで何度も見ているスライドというのも存在します。
僕が何度も読み返し、おそらく一番見ているだろうというスライドは、 @papanda さんの SIerのこれからのソフトウェアを創る です。
新卒で SIer に入社し、まもなく1年が経とうとしていたころ。この @papanda さんのスライドを見て、とても衝撃をうけました。感動したという言葉が適切なのでしょうか。
SIerで働くこと、自分が働く姿勢、についてじっくり考えるきっかけとなったのが、このスライドです。
弊社では、2年目社員の成果報告会というものがあります。1年間でどういうことを学んだのか、そしてこれから自分はどうしていくのか、というのを各自がプレゼンテーションするというものです。
この成果報告会の前1ヶ月は何度も何度もこの @papanda さんのスライドを見ました。
自分はこの1年間で何を得たのだろう、これからどう働いて行くのだろう、というのを、考えました。
また、いつしか「自分が SIer で働くことをじっくり考えるきっかけとなった @papanda さんに会いたい」と思うようになりました。
しかし、2010年はわりとプロジェクトが火をふきぎみで、帰宅時間も遅くなり、休日出勤もぽつぽつあったりして忙しい日々を過ごしていました。
2010年10月に開催された「高専カンファレンス 2010秋 in 東京 - 高専カンファレンス Wiki」のスタッフもやっていたのですが、他のスタッフの皆様に多大な迷惑をおかけしてしまいました。
その節はどうも申し訳ありませんでした。
DevLOVE のイベントは行きたいとは思いつつも、なかなか都合があわず行けてなかったりしています。2011年こそは参加したい!
そしてデブサミ2011
社内システムのスケジュールにいち早くデブサミの予定を登録し、楽しみにしていたデブサミ2011
目黒までは電車1本で20分くらいで行ける距離なのですが、ついうっかり遅刻力を発揮してしまいました。
遅刻力を発揮しています。 #devsumi
http://twitter.com/shiget84/status/38040304980475904
普通に行けば間に合う時間に家は出たのですが、目黒駅からではなく不動前駅から向かおうとして、会場の目黒雅叙園の裏手に出てしまい少しおくれてしまったのです。
みんな、目黒雅叙園に初めていくときは目黒駅から行ったほうがいいよ!
参加したセッション
参加したセッションは以下になります。
- 【17-B-1】エンタープライズパッケージ開発の今
- 【17-D-2】押さえておこう!モバイル開発におけるUXの考え方
- 【17-C-3】salesforce.comの作り方 どのように世界最大規模のアジャイル開発を実現したか
- 【17-E-4】未来はどこにいても誰にでも平等にある。 未来を創るのは自分自身だ。 〜SIerの中で生きるということ〜
- 【17-B-5】今そこにあるScrum
- 【17-E-7】デブサミオフィシャルコミュニティから選出のLT大会2011
- [17-E-7]ComunityLT2011ご挨拶
- Developers summit2011 Shibuyatrac LT
- デブサミ2011 【17-E-7】 MySQLユーザ会のこれまでとこれから
- 【17 e-7】デブサミ2011要求開発アライアンス
- Devsumi2011 17 e_7_java読書会bof_slideshare
- Developers Summit 2011 DevLOVE Community LT
- デブサミ2011 LT大会【17-E-7】appengine ja night
- 【17-E-7】デブサミ2011 LT 「WEBにスタッフロールを!」
- 【17-E-7】アジャイルUX宣言
- [17-E-7]ぼくらの5日間HACKING
- 【18-B-7】未来のために私たちの帆を立てよう
感想
凄く楽しかった!
やはり、こういうイベントに参加すると会社に行って仕事してるだけじゃ得られないものを得ることができます。技術的な話題はもちろんのこと、仕事にどうかかわっていったらよいか、というのを考えるきっかけとなったり、またイベントに参加してる皆さんから刺激をうけたり。
一番刺激をうけたのは、コミュニティLTでの矢倉さんの発表ですね。高専カンファレンスで現役の高専生が発表しているのを近くでみていて凄いな、と常々思っていたのですが、それを上回る中学生14歳でこのような発表をしている、というのが衝撃的でした。
「セキュリティ&プログラミングキャンプに応募するまでカーネルのソースを見たことがなかった」という矢倉さんが、ビルドに挑戦し、レポートを書き、書類選考を突破した、というのを聞いてとても胸が熱くなりました。
とても充実した2日間を過ごすことができました。スタッフの皆様、ありがとうございました。
心残り
@papanda さんにご挨拶できなかったこと。何らかの機会にお話ししたいです。宜しくお願いいたします!